PPフィルム貼り
紙袋の代表的な表面加工に【PPフィルム貼り】があります。
この加工は、紙の表面に薄いフィルムをのりで圧着する加工です。
フィルムの厚みは、20ミクロンです。(1000分の20ミリ)
指でつまんでも厚みがわからないくらい薄いフィルムです。
艶のある普通のPP貼りと艶の無いマットPP貼りの2種類です。
加工の目的は大きく2つあります。
1.強度を増す
紙は厚くなればなるほど破れにくいですが、あまり厚いと袋の形に加工できません。
むしろ薄いほうが機械で加工しやすいのです。そこで表面にフィルムを貼ることによって
強度を増しているのです。
実際に破れにくいですし、耐水性もアップします。効果を考慮するとコストも安いほうです。
2.印刷を保護する
印刷のインキは油性ですから、多少擦れても取れることがありません。
しかし、べた部分が多い場合や気象条件によって、とれてしまうことがあります。
それが衣服などに付着すると、今度は簡単にとれません。
思わぬトラブルになることもあります。
以上のような効果がありますので、PP貼り加工は一番多く利用されています。
また、マットPP貼り加工は独特の風合いがでますので、デザイン的な観点から
採用されることもあります。
マットPP貼りのほうがややコスト高になります。
マットPPフィルムは、普通のPPフィルムにエンボス加工をしたものです。
エンボス加工とは、簡単に説明すると、表面を「でこぼこ」にする加工です。
